【立川競輪 開設72周年記念G3「鳳凰賞典レース」】10R・犬伏ハイパワー

[ 2023年9月9日 04:45 ]

3日目準決勝10~12R

ハイパワーを発揮する犬伏湧也
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 G3立川競輪開設72周年記念「鳳凰賞典レース」(優勝賞金500万円)は3日目を迎え、準決勝が争われる。10Rはスピード強烈な犬伏湧也、11Rは格上S班の先行力を見せつける新山響平、12Rは真杉匠マークの平原康多を中心に激戦が繰り広げられる。

【10R・犬伏ハイパワー】
 <10R> スピード上位の犬伏が中心。積極的に出るのは挑戦者の大川に守沢が続く北日本勢が有力。犬伏はこの動きを見極め、自分のタイミングで踏み込んで首位。守沢は大川の粘り次第で番手から抜け出して逆転がある。森田に鈴木―河村が続く埼京勢に警戒。
 (1)森田優弥 脚と体は問題ない。前回の松戸記念と変わらない。自力勝負。
 (2)犬伏湧也 前輪を換えたからか踏んだ感じがいつもの進みと違った。でもしっかり踏めていた。自力。
 (3)守沢太志 悪い頃と比べれば道中は余裕があり考えながら走れている。大川君へ。
 (4)山本伸一 だいぶ良くなっている。立川は相性が悪くない。自力勝負。
 (5)鈴木竜士 真杉君が全部やってくれた。僕はいっぱいいっぱい。体調面は問題ない。森田君へ。
 (6)大川剛 自力勝負。
 (7)南修二 車はあまり進んでいなかった。山本君。
 (8)河村雅章 内を締めて離れないようにしていた。埼京3番手。
 (9)園田匠 犬伏君へ。

【11R・新山期待も激戦】
 <11R> 新山の先行力に期待したが激戦。新山と北井の先行争いが焦点の一つだが新山がSSの意地で北井を封じて駆け、番手渡部とのゴール前勝負に持ち込むとみた。新山が北井と踏み合うと佐々木の捲り(3)=(8)が浮上。野田―井上の九州勢も差はない。
 (1)新山響平 引っかかりがあって重くタレていた。最後はうまく力が伝わっていなかったので何とかして改善したい。自力勝負。
 (2)北井佑季 ゴールまでしっかり行けるように駆けられた。自力勝負。
 (3)佐々木悠葵 練習疲れが残ってる。前で何でも。
 (4)小原太樹 脚に余裕があった。タテを出して抜けてるしいい。北井君へ。
 (5)野田源一 自力自在。
 (6)岡本大嗣 関東3番手。
 (7)渡部幸訓 最後のひと伸びで負けた。周回中は感覚良く乗れている。新山君へ。
 (8)武田豊樹 二次予選は地元の鈴木(玄人)君の頑張りに尽きる。佐々木君へ。
 (9)井上昌己 反応はできている。世話になったことがある野田さんへ。

【12R・平原の番手差し】
 <12R> 先行力抜群の真杉に平原―高橋が続く関東ラインが強力だ。四分戦になるが脚力上位の真杉がライン3車を生かして主導権を握る展開が濃厚。平原が番手の仕事をこなしてゴール前で差す。清水は自分のタイミングで仕掛けると一発がある。穴は山崎の絡み。
 (1)阿竹智史 清水君へ。
 (2)平原康多 高橋君は以前に前で頑張ってくれたことがある。前を回したい気持ちもあったが、立場的なことや真杉君との関係性もあるので真杉君の番手へ。
 (3)山崎芳仁 イチかバチかで内から行けるところまで追い上げた。自力勝負。
 (4)志智俊夫 中井君へ。
 (5)高橋築 状態は良くないが気持ちでカバー。平原さんの後ろへ。
 (6)中井太祐 自力基本。
 (7)真杉匠 内容はいいが末が甘い。疲労感もある。セッティングをいじってみたい。自力勝負。
 (8)大槻寛徳 山崎君へ。
 (9)清水裕友 前が消耗していたので届いた。初日と気温差が10度くらいあり調整が難しく重かった。自力。

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