【芦屋ボート・SGボートレースオールスター】浜野谷憲吾　27年分の感謝を胸に

準優勝戦12Rを制し、先に優勝戦進出を決めた東京支部の後輩・倉持莉々とツーショット撮影に応える浜野谷憲吾
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　＜芦屋27日12R＞SG第50回ボートレースオールスターの準優勝戦12Rで、芦屋SG前回覇者が底力を見せつけた。5号艇で出走した浜野谷憲吾（49＝東京）は、5コースからコンマ14のトップスタート。予選1位の毒島誠ら内4人をまくり切り、21年オーシャンカップに続く当地SG連覇の挑戦権を手に入れた。

　芦屋のSG、G1では優勝戦に過去4回乗って全て優勝。ファイナルに進出すれば優勝確率は100％だ。「芦屋は好きな水面の一つだが、勝ったときはエンジンが出ていた。優勝するにはもうひと足が欲しい。行き足と伸びを求めたい」。5度目の美酒を味わうため、最終日もプロペラ調整の手を緩めることはない。

　オールスターは27年連続27回目の参戦。だが、優勝は一度もない。「27年も選んでいただいて感謝している。その思いを明日の一戦にぶつけたい。エンジンは劣勢だけど優勝を目指す」。28日の12R優勝戦は2号艇。オールスター初制覇と芦屋SG連覇で全国の浜野谷ファンに謝意を届ける。