【サウジCデー】福永 2鞍騎乗で27年の騎手生活に幕「今が一番いい乗り方ができている」

[ 2023年2月24日 05:05 ]

ポーズをとる福永祐一
Photo By 提供写真

 27年の騎手生活ラストライドをサウジアラビアで迎える福永祐一(46)はリヤドダートスプリントがリメイク(牡4=新谷)、サウジダービーはエコロアレス(牡3=森秀)とのコンビで臨む。「最後に(日本の)お客さんの前で乗れないのは心残りだけど依頼していただいたのはありがたいこと。経験としてもサウジで騎乗してみたいと思っていた」と感謝の思いを口にする。

 リメイクはコンビを組んで3勝。前走・カペラSは後方から追い込み、重賞初制覇に導いた。出国前の8日にCWコース(6F78秒1~1F12秒4、3頭併せで最先着)で感触を確かめた。「調子は良さそう。前走はペースが速かったので、じっくり構える競馬。スピードはあるし、サウジのダートも大丈夫だと思う」とイメージしている。

 中京2歳S9着から参戦するエコロアレスはテン乗り。22日にキングアブドゥルアジーズのダートコースで初コンタクト。相棒の癖をつかんだ。「今が一番、馬にとって、いい乗り方ができていると思う。(調教師になるからといって)性格上、ジョッキーをおろそかにすることはない。最後まで全うしたい」と結んだ。強い決意を胸にラスト2鞍に全精力を注ぐ。

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2023年2月24日のニュース