【鳴門ボート・G1四国地区選手権競走】3日目10Rで4艇フライング　田村隆信、生き残った

4艇フライングに巻込まれなかった田村隆信
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　3日目10Rで大量4艇のフライング事故が発生した。3～6号艇が痛恨の勇み足。売り上げの99・1％にあたる5231万4200円を返還した。生き残ったのは1号艇の木谷賢太（27）と2号艇の田村隆信（44）。特にここがシリーズ初勝利だった田村には大きな1着だった。

　「早いなと思って様子を見て助かりました」とコンマ03スタートにホッと一安心。得点率は7・60にまで押し上げた。もちろん手放しで喜べない。「消化不良ですね。今も調整を失敗していましたし」と言うように、優勝を意識できる足ではないのだ。足が劣勢な分、フライングを切らなかったとも言える。準優までにどこまで上積みできるか。