【天皇賞・秋】イクイノックス古馬撃破でG1初制覇!!春クラシック連続2着の悔しさ晴らした

[ 2022年10月30日 15:44 ]

G1天皇賞・秋 ( 2022年10月30日    東京芝2000メートル )

<天皇賞秋>1着でゴールするイクイノックス(撮影・西海健太郎)
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 秋の最強中距離馬決定戦は、イクイノックス(牡3=木村)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分57秒5。大逃げを打ったパンサラッサをゴール前できっちりとらえた。

 春のクラシックは皐月賞、日本ダービーともに2着だったが、狙いを定めたこの舞台で古馬を撃破してタイトルをつかんだ。騎乗したルメールは「すごくいい脚でのびてくれた。素晴らしい馬。直線向いてから結構、心配してました。反応がとても良かった。彼の最初のG1(勝利)だったけど、最後じゃない。あらためてG1を勝てると思う。無事に帰ってきたらどこでもいけると思う。スタミナあるので、ジャパンカップ、有馬記念に出たら大きなチャンスあると思う」と話した。

 イクイノックスは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)の血統で、通算5戦3勝。JRA重賞は21年東京スポーツ杯2歳S以来の2勝目で、天皇賞・秋は父キタサンブラックとの父子制覇となった。

 ルメールは今年のオークスに続くJRA・G1通算42勝目、天皇賞・秋は4度目の勝利。木村師は今年の皐月賞に続くJRA・G1通算3勝目で、天皇賞・秋は初制覇となった。

 ▽天皇賞・秋 1905年創設の「エンペラーズカップ」が前身。37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」となって、秋に第1回を東京で施行した。47年秋に「天皇賞」に改称。84年のグレード制導入を機に、秋は芝3200メートルから芝2000メートルに変更された。

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