【川口・オールスター】鈴木圭一郎が連覇 SG11回目V 初日6着から立て直し

[ 2022年5月2日 05:00 ]

オールスター・オートレースで優勝した鈴木圭一郎
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 埼玉・川口オートレース場のSG「第41回オールスター・オートレース」(優勝賞金1420万円)は1日、最終日12Rで0Mオープンの優勝戦(5100メートル=10周)が行われ、鈴木圭一郎(27=浜松)が優勝した。通算11回目のSG制覇。オールスターは通算3回目、昨年に続く連覇を達成した。2着は丹村飛竜、3着は加賀谷建明。

 まさに“ドライブ・マイ・ウエー”。圭一郎が2枠トップスタートからライバルたちを全く寄せ付けず、10周回を完封。「雨で勝てるとは思っていなかったのでうれしい」とホッとした表情を浮かべた。

 業界初の6日制で開催されたオールスター。めまぐるしく変化する天気、その対応力が問われる一節だった。圭一郎は直前の浜松普通開催で完全V。「オールスター楽しみ」と小躍りして臨んだものの、初日12Rスターセレクションでまさかの6着。そこから妥協なき整備でようやくマシンを立て直したのは5日目のことだった。

 「6日間開催で良かったかな。いろいろやっていたらあっという間。初日勝っていたら今日はなかった。今節は鈴木圭一郎らしいオールスターだった」と汗を拭った。制度をも味方につける圭一郎の強さは大きくなる一方。22年のオートレースをけん引していく。

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2022年5月2日のニュース