【桜花賞】スターズ導いた川田「この馬がリズム良く走れる流れで」「さらなる成長を期待したい」

[ 2022年4月10日 16:30 ]

G1・桜花賞 ( 2022年4月10日    阪神競馬場 芝1600メートル )

<桜花賞>スターズオンアースをなでる川田 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 3歳牝馬クラシック第1弾の桜花賞は、スターズオンアース(高柳瑞)がJRA・G1初制覇を果たした。重賞ではフェアリーS、クイーンCと2戦連続2着だったが、大一番で待望のタイトル奪取となった。騎乗した川田は、勝利ジョッキーインタビューで胸を張った。

 ――ゴールの瞬間は
 「届いたように感じたので。ただ、あまりにもきわどかったですし、なんとか届いていて欲しいなという思いで」

 ――道中の思惑は
 「前半から、思っていたよりは進んでいくことできなかったので。無理をせず、自分のリズムを大事にしながら、この馬がリズム良く走れる流れで、と思いながら乗っていた」

 ――道中の手応えは
 「悪くない雰囲気で歩めていたと思う」

 ――追い切りに騎乗した。スターズオンアイスの能力をどう感じていたか
 「ポテンシャルの高さは感じますし。ただ、乗り難しいところも多く感じる追い切り内容だったので。それをこちら側がうまく誘導してあげられれば、いい能力を持っているだろうから、それを使えるように、という思いだった」

 ――ハープスター以来の桜花賞制覇、桜の残る中での勝利。お客さんに見守られての勝利、この景色は
 「コロナ下の中、こういう表彰式もなかなか行うことができず、こうやって復活して、みなさまの前で表彰式をして、インタビューを聞いていただけるというのも、とてもありがたい時間だなとあらためて感じています」

 ――この馬の今後の可能性は
 「これから、よりコントロールが効いて、スムーズに能力を出せるようになっていけば、これから先もこれだけの走りができる馬ですので、よりいい内容で走れるようになってくれればという思い。さらなる成長を期待したい」

 ――ファンへ
 「まずは昨日、大変ご迷惑をおかけして非常に申し訳なく思っております。そして今日、これだけ素晴らしい天気の中、馬たちが頑張ってくれて、みなさまの前でいいレースを披露してくれたと思いますので、またこれからも競馬を存分に楽しんでいただけるように、僕もあらためて気を引き締めて精いっぱい頑張っていきたい」

続きを表示

2022年4月10日のニュース