【佐賀・霧島賞】8日発走 実力伯仲の中央・地方交流戦

[ 2020年9月7日 05:30 ]

霧島賞との相性が断トツのキヨマサ
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 佐賀競馬「第24回霧島賞(中央・地方交流)」(1400メートル、1着賞金800万円)が8日、7Rでゲートイン。

 実力伯仲の一戦で軸選びが難しいが、霧島賞との相性を問えばキヨマサが断トツ。霧島賞はJRA時代の第20回、兵庫転籍後の第21回、昨年の第23回と3度制している。とくに2番人気で迎えた昨年大会は中団から向こう正面で一気にポジションを上げ、最終コーナーで先頭に立つと2着1番人気のダンツブライトに6馬身差をつける圧勝劇を演じた。

 今年8歳、昨年11月から6戦馬券絡みがないのは気がかりではあるが“霧島賞男”の巻き返しがあっても不思議ではない。怒とうの追い込みに期待が高まる。

 近況の内容ならテイエムノサッタに軍配が上がる。前走8月佐賀の「JRA交流大隅特別」(1400メートル)では好位からペニテンテス、テイエムヒッパシレ、ウインヴォルケーノらをおさえて快勝。叩き2戦目の今回はさらなる上積みも望める。

 テイエムラッシュも叩き2戦目。自身初勝利となった前走8月佐賀の「JRA交流えびの特別」(1400メートル)は2着以下に大差をつけ決め手アップを猛アピール。余勢を駆りV争いに食い込む。

 昨年大会はキヨマサに捕まり2着だったダンツブライトは鞍上が幸英明に戻りリベンジの逃げ切りを狙う構えか。カシノランペイジも底力は十分で自在に進出をはかる。

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2020年9月7日のニュース