菜七子 コロナ余波で24、26日は浦和騎乗せず…キッキングとのコンビ再結成も不透明に

[ 2020年3月23日 05:30 ]

<中山1R>パドックで騎乗馬に向かう藤田菜七子(中央)(撮影・郡司 修)
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 20日に落馬負傷から復帰した藤田菜七子(22)は22日、中山で2鞍に騎乗して14、10着。復帰初週の3日間開催は計9鞍(全て中山)で未勝利に終わった。菜七子は2月15日の小倉5Rで落馬して左鎖骨を骨折したが、その後のリハビリを順調にこなし、約1カ月でスピード復帰。3日間を振り返り「以前と特に変わりなく乗れました。ファンの方がいないのは寂しい。早く(コロナウイルスによる)事態が終息して、また競馬場に来ていただければうれしい」と話した。

 なお、菜七子は24、26日に遠征予定だった浦和の騎乗を取りやめた。小林凌、山田、黛の美浦を拠点にする騎手も当週の浦和での騎乗を見送ると発表され、コロナウイルス感染防止における関係者の“自粛”ムードが表れた形に。この日、東京スプリント(4月8日、大井)出走コパノキッキング(セン5=村山)の鞍上が菜七子と発表されたが、コンビ再結成は不透明な状況となってきた。

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2020年3月23日のニュース