【有馬記念 G1馬券顛末記】オサム 本命馬スカーレットカラーは15着も…いいレースを見せてもらった

[ 2019年12月22日 16:00 ]

<11R 有馬記念>レースを制したリスグラシュー(左)(撮影・沢田 明徳)
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 有馬記念はいい。たとえ中山競馬場から500キロ以上離れた阪神にいても、現場の熱気と興奮が手に取るように伝わって来た。

 22日は残念ながら中山ではなく阪神競馬場勤務。せめて“空気感”だけは味わいたいとレースは記者席の扉を開けゴンドラ席からターフビジョンで観戦した。

 リスグラシューは強かった。誰がこの5馬身差を予想できたか? 宝塚記念で本命を打ちながら、追い続けられなかった自分が悔しい。文句なしの競馬ぶりだった。9着に敗れたアーモンドアイに関しては不可解。中山との馬場の相性だけではないだろう。敗因は今後明らかにされると思う。

 ところで我が本命馬スカーレットカラー(狙い過ぎや!!)は前半から明らかに行きたがり、直線も見せ場なく15着に終わった。起死回生の一撃を期待したが…。まあいい。来年は別の舞台でまたチャンスが訪れる。ヴィクトリアマイルでの倍額勝負を誓っておく。

 馬券は外れたが、いいレースを見せてもらった。

 最後にJRAに苦言をひとこと。やはり一年の競馬の〆は有馬記念でなければ。2歳G1のホープフルSは有馬記念前日の土曜メインか、当日の10Rに組み込めばいい。最後の大勝負はやはり有馬。リスグラシュー陣営にとって大団円の結果(これが引退レース)となった暮れのグランプリを見て、改めてそう思った。(12月22日、大阪本社・オサム@阪神競馬場) 

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2019年12月22日のニュース