【JBCスプリント】菜七子×キッキング G1制覇へ加速 ラスト1F12秒4

[ 2019年11月2日 05:30 ]

本番を見据え単走で追い切るコパノキッキング(撮影・亀井 直樹)
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 G1初制覇を狙う菜七子が「JBCスプリント」(4日、浦和)でコンビを組むコパノキッキング(セン4=村山)が1日、最終追い切りを行った。3日後の本番を見据えてテンションを上げ過ぎないように、栗東CWコースで単走追い。全体時計は5F65秒7と目立つタイムではなかったが、ラスト1Fを12秒4としっかり加速した。

 「予定通りの調整。落ち着きもあった。先週(10月24日)は抑え切れないぐらい元気いっぱい。前進気勢が凄く力強さが増しているし、あれだけ引っ張られたのは初めて。それだけ状態が良いということ」。騎乗した上山助手は納得の表情を浮かべた。

 同馬にとって1400メートル戦は5戦ぶり、浦和も初参戦。枠順は7枠10番に決まった。内枠の先行馬が有利な傾向にある浦和。ハナ争いの最大の強敵手となるノブワイルドは絶好の2枠2番に入った。それでも、菜七子は「コーナーが4つある浦和はやってみないと分からないが、操縦性の高い馬なので最大限の力を引き出してあげたい」と話す。

 同馬のオーナーであるDr.コパこと小林祥晃氏は前日に「道開きの神」猿田彦神社(三重県伊勢市)で必勝祈願。人馬ともにG1初制覇の道は大きく開かれている。

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2019年11月2日のニュース