【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】21日東京7R 適条件に戻るヘイワノツカイが力の違いを見せる

[ 2019年10月21日 08:00 ]

 日曜はG1菊花賞を東京競馬場の記者席でテレビ観戦。結果は☆→△→◎と残念なものだったが、ワールドプレミアを栄冠に導いた武豊の手綱さばきは素晴らしかった。今年で50歳を迎えたが、衰えどころか、むしろ円熟味が増してきた感も。11着に敗れたホウオウサーベルの手綱を取った同期の蛯名もそうだが、同年代としては、長く活躍してほしいと心から思う。

 台風19号の影響で中止となった先週日曜東京の代替開催となる本日、当欄で取り上げるのは7R。1勝クラスとしては粒ぞろいの顔ぶれがそろったが、その中でもヘイワノツカイは鉄板級に堅い本命馬とみた。中山芝マイルの前走は2番人気で6着と崩れたが、3カ月ぶりの実戦に加えて、スタート直後に他馬と接触する不利。トリッキーなコース形態も考慮すれば、勝ち馬と3馬身差は及第点だろう。ひと叩きで順当に良化し、舞台は休養前に極めて高レベルな内容で2着した東京芝マイル。ここで1勝クラスは順当に卒業だ。

続きを表示

2019年10月21日のニュース