菜七子、千直女王!6週連続V&22歳初勝利

[ 2019年8月18日 05:30 ]

バカラクイーンで勝利した藤田菜七子(撮影・田井秀一)
Photo By スポニチ

 “千直女王”襲名だ。藤田菜七子(22=根本)が17日、新潟6Rの3歳未勝利戦(芝1000メートル)を1番人気バカラクイーンで快勝。22歳初勝利を挙げるとともに、自己記録を更新するJRA騎乗機会6週連続勝利を達成した。これで新潟直線1000メートルは【6・4・2・42】。自身がデビューした16年以降の成績でトップに躍り出た。

 「千直なら菜七子」と関係者から厚い信頼を受ける菜七子。バカラクイーンとは8、2、4着ときて今回が4回目のコンビで千直初参戦。未勝利脱出まであと一歩の相棒を好スタートから迷いなく外ラチ沿いに導くと、そのまま押し切った。今年のJRA24勝目(通算71勝)。「ゲートが速くて外ラチ沿いにつけられた。道中も楽で余裕のある勝ちっぷりだった。千直適性もあったんだと思う」と手応え十分に語った。

 2着タイセイブランシュ以下に影も踏ませず、5馬身差の圧勝。22歳初のVゴールは、自身の最も大きな武器となっているスタートセンスの良さをフルに生かした勝利だった。これで千直6勝目。デビューした16年以降の“千直リーディング”でトップに躍り出た。

 シャーガーC参戦のため、9日に英国で誕生日を迎えた菜七子。競馬発祥の地でVとはいかなかったが、帰国後のJRA騎乗初日に勝利を挙げ、ウイナーズサークルに集まったファンから「お誕生日おめでとう!」と大きな声援を受けた。18日はメインを含む8鞍に騎乗し、10回目の土日連続勝利を狙う。

続きを表示

2019年8月18日のニュース