キングカメハメハは尊敬すべき素晴らしい馬だった…社台SS事務局がコメント

[ 2019年8月10日 18:12 ]

04年、ダービーを制したキングカメハメハと安藤騎手
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 キングカメハメハの急死について、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)事務局・三輪圭祐氏がコメントを発表した。

 キングカメハメハは免疫機能の低下に伴い、種牡馬を引退して療養していました。体調が優れなかった中、特にここ1カ月くらい体調がよくないことが多くなりました。9日の夕方から体調が急変し、懸命に治療を行いましたが、23時ごろ残念ながら息を引き取りました。

 競走成績や産駒成績も素晴らしく、多くの後継種牡馬も送り出してくれ、競馬界に大きな功績を残してくれたと思います。また、社台スタリオンステーションとしても、ベテランや若手を問わず、どんなスタッフでも優しく受け入れてくれた。プライドの高い馬が集まる特殊な環境において、周囲の馬が落ち着けない状況でも、いつも冷静なキングカメハメハが中心にいることで、見習った馬が落ち着きを取り戻すなど、いつも牧場全体にいい影響を与えてくれました。

 スタッフもいろいろなことを教わった。種牡馬として、1頭の馬として、尊敬すべき素晴らしい馬でした。感謝の気持ちでいっぱいです。ご冥福をお祈りいたします。

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2019年8月10日のニュース