【アイビスサマーD】22歳・鮫島駿 美浦で“休憩所迷子”

[ 2019年7月18日 05:30 ]

アイビスサマーDの行われる新潟競馬場
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 【東西ドキュメント・美浦=17日】小雨が降る早朝のトレセンに見慣れない姿があった。報道陣に囲まれ、「美浦は騎手学校生だった時以来。騎手になってからは初めて。どこが工事中なのかも分かりません」と苦笑いするのは栗東・浅見厩舎所属の鮫島駿。アイビスサマーダッシュ(28日、新潟)で騎乗する有力馬ライオンボスの1週前追いに駆けつけた。

 右も左も分からない鮫島駿は「どこで休憩すればいいですか?」と記者に逆質問。同じ栗東所属の後輩・川又を発見すると、安どの笑みを浮かべた。初々しい22歳だが、ライオンボスの話を振ると「近2走は強い競馬。今回は人気もすると思いますが、それに伴った結果を出せる」と自信たっぷり。「この馬が一番速い。スピードの持続力があるし前半からついてきた他の馬は苦しくなるはず」。連勝中の相棒への信頼を口にした。和田正師からも「ここに全力投球」と力強い言葉。陣営から早くも勝負気配が漂っていた。

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2019年7月18日のニュース