【大井・ジャパンダートダービー】クリソベリルが4戦4勝で3歳ダート王に君臨!

[ 2019年7月10日 20:49 ]

<ジャパンダートダービー>レースを制したクリソベリル(左、右は2着・デルマルーヴル)=撮影・沢田 明徳
Photo By スポニチ

 3歳ダートチャンピオンを決するG1「第21回ジャパンダートダービー」(JDD)が10日、東京・大井競馬場のナイターで行われ、単勝1・2倍の断然人気クリソベリル(牡=JRA・音無)が圧勝。昨年秋のデビューから4戦全勝で王座についた。全兄クリソライトも13年に勝っており、JDD史上初の兄弟Vを決めた。また、無敗のJDD馬は01年トーシンブリザード以来2頭目。父ゴールドアリュールとの父子制覇は6年ぶり2度目。JRA勢の優勝は2年連続16回目となった。2着は4番人気のJRAデルマルーヴル、3着は5番人気の船橋ミューチャリー。

 12番枠から6番手の好位につけた川田クリソベリル。「自分から進んでくれた。進みすぎぐらいだったので“行かなくていいんだよ”となだめながら」(川田)道中は脚をためる。4角5番手で直線に向くと、直線半ばで先に抜け出したデルマルーヴルを捉え、堂々3馬身抜け出した。

 川田は「ポテンシャルの高さにまだ体が追いついていない。戸崎さんに馬(デルマルーヴル)に並ぶのに時間が掛かったが、体的にしょうがないですね。大人の体になればさらにいい走りができることは間違いない」と相棒の底知れぬ能力に大きな期待を寄せた。

続きを表示

2019年7月10日のニュース