【ユニコーンS】圧巻伸び 人気薄も三浦モンストロ不敵

[ 2019年6月13日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=12日】朝一番、見慣れない紫のジャンパーを着たジョッキーが。クリンチャー(宝塚記念)の1週前追いに駆け付けた三浦だった。CWコースで行きっぷり良くペースを上げ、ラスト1F11秒6。圧巻の伸びだった。

 大勢の報道陣が三浦とクリンチャーを待ち構える。注目度はNo・1だ。寺下もスタンバイ。馬場の出口で馬を下りた。宮本師が駆け寄る。「素軽くて元気ですね。4角からグイグイ動けていました」と三浦は報告。笑みがこぼれた2人の表情から状態の良さが伝わった。

 三浦はユニコーンSで初コンビを組むエルモンストロの追い切りにも騎乗。坂路で4F54秒1を刻んだ。再び、関東のキーマンを囲む輪ができた。「同じペースを保って走れるからダートは合う。人気もないでしょうしね」。不敵な言葉を残し、栗東を後にした。送り出す角居厩舎はワイドファラオとの2頭出し。ここも2頭出しで狙うべきは人気薄の方なのか。ダービーのゴール前が寺下の脳裏によみがえった。

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2019年6月13日のニュース