菜七子、30日スウェーデンの新設シリーズに出場「光栄。頑張ってきたい」 

[ 2019年6月13日 05:30 ]

藤田菜七子騎手
Photo By スポニチ

 JRAは藤田菜七子(21)が30日にスウェーデン、ストックホルム近郊のブローパーク競馬場で行われる「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に出場することをスポニチ本紙既報通り、発表した。菜七子は「海外のレースに招待されて光栄です。新シリーズで一度に5鞍乗れるし、頑張ってきたい」と意欲を見せた。

 同シリーズは女性騎手の国際的な活躍の場を広げることを目的として設立された。世界各国10人の女性騎手が条件の異なる5競走に騎乗して着順に応じたポイントを競い合う。出走馬はハンデキャッパーによりランク分けされ、各ランクの騎乗回数が平等になるよう割り当てられる。日本の「ワールドオールスタージョッキーズ」と仕組みは同じ。現時点で出場を予定している騎手は菜七子の他、J・ランドグレン(スウェーデン)、M・ニコルズ(英国)の2人。

 「レディースワールドチャンピオンシップ」をリニューアルして今年から始める新シリーズ。菜七子は17年6月、スウェーデン・ヤーデット競馬場での同大会に出場したことがあり、アリババデルソルで7頭立て3着。スウェーデン遠征は2度目となる。

 なお、菜七子は12日の川崎競馬で9R(フェアリースキップ)1鞍に騎乗し10着だった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月13日のニュース