【安田記念】プレミアム不運16着…ゴール後に下馬 検査「異常なし」が救い

[ 2019年6月3日 05:30 ]

<安田記念>ゴール直後に川田騎手が下馬したダノンプレミアム(撮影・篠原岳夫)
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 「2強」として2番人気に支持されたダノンプレミアムもスタート直後の不利に泣いた。ロジクライの斜行のあおりを受け、スタート直後はズルッと後方へ…。何とか立て直して中団まで追い上げたが、好位差しがVパターンのプレミアムには酷だった。最後は川田が愛馬をいたわるように流して最下位16着。ゴール後は川田が下馬し、場内に悲鳴も起きた。

 レース後、プレミアムは東京競馬場内の馬診療所に向かった。管理する中内田師は「ゲートを出た後、邪魔をされてしまいました。今日はそれが全てです」と沈痛の表情。川田は「馬が無事であれば一番と思いますし、期待してくれた方には申し訳ないです」と話した。検査の結果は「異常なし」と発表され、大事には至らなかった。ただ、朝日杯FS以来のG1・2勝目を懸けた夢が、不完全燃焼で閉ざされたのはあまりに切ない。

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2019年6月3日のニュース