【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】2日中山6R 稽古は地味も実戦向きのクリムゾンスターが鉄砲V

[ 2019年3月2日 08:00 ]

 G1ホース5頭の豪華競演となった先週の中山記念だが、その5頭を従えて先頭ゴールしたのは前年の覇者で中山金杯Vから臨んだウインブライト。3頭が同タイム入線する大接戦で、コース適性と今の充実ぶりが「格」に勝った形だ。これでウインブライトは重賞5勝目。中山芝1800メートルのG1があれば間違いなく主役だろうが…。それ以外の舞台でも、悲願のG1タイトルを狙える位置まで力を付けたのは間違いない。

 関西重賞を取り上げるケースが多い当欄だが、本日の阪神メイン・チューリップ賞は断然人気ダノンファンタジーを素直に◎指名。あえて理由を書くまでもないので、配当的な妙味が見込める予想をした中山6Rを取り上げる。狙いは◎クリムゾンスター。今回と同じ中山芝1800メートルの新馬戦は攻め気配が地味で全く注目されていなかった(7番人気=単勝オッズ25倍)が、後方から長くいい脚を使って0秒4差の6着。既に2、3、4、5、8、14着馬が勝ち上がっているように、レースレベル自体も高かった。管理する手塚師も認める「実戦タイプ」。今回も稽古は平凡だが、2カ月半ぶりでも乗り込み量は十分。ルメール起用は期待の高さの現れだ。

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2019年3月2日のニュース