【万哲の乱 特別編】23日阪神11R 地味でもコスモカナディアンは粘り強い

[ 2019年2月23日 08:00 ]

 阪神11R・仁川Sは◎コスモカナディアン。結果的に、前走・東海S(4着)は勝ち馬インティが強すぎた。ただ外枠の不利をうまくカバーし、早めに中団インに潜って、最後までラチ沿いを粘り強く伸びた内容は上々だった。2走前のベテルギウスS(4着)も大外枠16番枠のロスを考えれば、よく追い上げている。

 近走は外枠が多かったが、今回は5番枠。前走から1キロ減の55キロ(ハンデ戦)とレース条件は好転している。実は2年前の仁川S(2着)では当時絶好調だったグレイトパールに0秒1差で続いた好走実績もある。目の覚めるような決め手はない半面、相手なりのしぶとい立ち回りが武器。人気にはなりにくいタイプだけに、重賞奮闘後でも配当妙味はありそうだ。

 《もうひと押し》中山9R・水仙賞は◎ボスジラ。前走・葉牡丹賞(8着)は「2番手に行ったけど、結果的に厳しいペースになってしまった」(国枝師)。好位で立ち回れるレース巧者だけに、内寄り1番枠は魅力。

続きを表示

2019年2月23日のニュース