フェブラリーＳ登録馬発表！菜七子　得意の小倉で弾みの５０勝だ

　フェブラリーＳでのＧ１初騎乗（コパノキッキング）が控える藤田菜七子（２１）は３日、中京競馬場で５鞍に騎乗した。後方から追い上げた６Ｒラヴィンジャー（牝３＝小島）での７番人気５着が最高。２日からの土日連続Ｖ、１月２７日からの開催日３日連続勝利はならなかった。ラヴィンジャーについて「返し馬で凄く物見をしたり、体も気持ちもまだ子供。その中でも５着に来てくれたので、この先でもっともっと良くなりそうな感じがある」とコメント。後方待機から、それなりの決め手を引き出したが、さらなる成長に期待した。

　菜七子は今週以降、小倉競馬場に滞在する。「昨年も滞在したので少しは慣れもあると思う」と話している。昨年２勝を挙げた開催で、さらに白星を積み重ねる構え。現在ＪＲＡ４９勝。まずは節目の５０勝を目指す。また、８日には小倉から栗東へと駆け付け、コパノキッキングの感触を初めて確認する予定。重賞２連勝中（カペラＳ→根岸Ｓ）の頼もしき相棒の乗り心地はどんなものか。女性騎手Ｇ１初騎乗に向け、着々と準備を整える。