【松阪・開設記念】村上博が完全V!全日本選抜へ弾み

[ 2019年1月28日 05:30 ]

松阪記念を制し、カップと花束を手にする村上博
Photo By スポニチ

 松阪の開設記念決勝は27日行われ、村上博幸(86期)が17年広島以来、通算7度目の記念制覇を完全Vで飾った。

 レースは竹内―浅井―舛井―村上―神田―野田―吉田―武田―大塚で周回。残り2周で上昇した吉田―武田―大塚が打鐘前に踏み上げていくが、バンクの上に上がってスピードを乗せた竹内―浅井―舛井が一気に吉田を叩いて先制する。4番手は吉田がキープして村上は後方7番手に。4番手からまくった吉田は浅井のけん制で失速。番手から浅井が踏み込むが、大外を鋭く伸び切った村上が1着でゴールで駆け抜けた。

 「届いたかどうかもよく分からなかった。信じられない気持ち。道中は中団、中団を回って展開次第では番手勝負も考えていたが、後方7番手になってしまって…。最終ホームでは最低だなと思っていた」と振り返る。それでも、「(最終)1センターからみんなの車が動きだした。自分のタイミングで最後は思い切りタテに踏むだけだった。(初日から4連勝の完全Vは)たぶん初めてのことだと思う。S級S班になって記念を勝ちたいと思っていたが、こんなに早く勝てるとは思わなかった」と笑顔。「この勝利におごることなくしっかりとトレーニングを積んで次からも一走、一走を頑張るだけ」と話していた。来月には今年初めて開催されるG1(全日本選抜)が控えている。大一番に向けて大きな弾みがつく記念Vとなった。

 ◆次走 決勝戦1〜3着の次走斡旋は次の通り。

1着=村上博幸(全日本選抜・別府 2月8〜11日)

2着=野田源一(取手F1 2月2〜4日)

3着=浅井康太(全日本選抜・別府 2月8〜11日)

続きを表示

2019年1月28日のニュース