【京都9R】名伯楽・中村師が期待する若武者・藤懸のタガノヴェローナ

[ 2019年1月14日 09:47 ]

 定年間近の名伯楽が、25歳の若武者にエールを送った。14日京都9Rのタガノヴェローナは来月いっぱいで定年となる中村師の管理馬。前々走の花園S(3着)からは藤懸が手綱をとっているが、その経緯が面白い。中村師が明かす。

 「前々走の1週前、福島に行く新幹線で偶然、藤懸と一緒になったんだ。3歳夏の小倉で乗せて勝ったことを覚えていたから、『来週、ヴェローナ乗るか?』と聞いたら、『お願いします!』となったんだよ。同じ新幹線じゃなきゃ頼んでなかったかもね」

 その後の2戦は9番人気3着→6番人気4着だから好相性と言える。「あいつが乗ると走るんだ。藤懸は何も考えていないように見えて、よく考えて乗ってる。もっとチャンスがあっていい騎手だよ」と期待を口にした。この道半世紀のトレーナーの見る目に狂いはないはず。きょうのタガノヴェローナはもちろん、今後もその手腕に注目だ!

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2019年1月14日のニュース