【有馬記念】カッチャン85点 ボリュームある男勝りの肉体

[ 2018年12月18日 05:30 ]

牝馬とは思えないボリュームある馬体をしているモズカッチャン
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 リトアニアの世界遺産「クルシュー砂州」は男勝りの屈強な肉体を持つ女傑ネリンガの手で作られたとの神話が残っています。バルト海の漁師を襲う竜を埋めるために運んできた砂がクルシューの砂浜になったとか。モズカッチャンも男勝りの馬体の持ち主です。トモや肩に付いた分厚い筋肉。女馬とは思えないボリュームです。冬毛が伸びているのが牡馬より早く冬支度に入る牝馬の証。キ甲の発達により凹背(おうはい=へこんだ背中)も目立っていますが、これまで通り問題にはならないでしょう。前走・エリザベス女王杯時にはきつかった目つきは穏やかになっている。精神状態が安定しているからです。竜を退治したネリンガのように牡馬勢を負かすか。有馬の女傑と呼ぶにふさわしい立ち姿です。

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