【香港国際競走】モレイラ、日本馬W優勝へ!2頭とも楽しみ

[ 2018年12月8日 05:30 ]

オフィシャル会見で意気込みを語るモレイラ騎手
Photo By スポニチ

 日本馬9頭がエントリーし、JRAが馬券を発売する香港国際競走は、9日ゲートイン。鍵を握る男、ジョアン・モレイラ(35)を直撃した。サングレーザー(香港カップ)、リスグラシュー(香港ヴァーズ)では日本の頼りになる味方。一方で香港スプリントでは1番人気必至のホットキングプローンにまたがる。キーパーソンの胸の内は?

 ――エリザベス女王杯でVに導いたリスグラシューとのコンビでヴァーズに挑む。

 「距離は延びても問題ない。京都はトリッキーでシャティンの方が乗りやすい。楽しみだ」

 ――ライバルは。

 「地元パキスタンスター。カップでなくここに使ってきた。注目だよ。クロコスミアも欧州勢も怖い」

 ――スプリントは地元のホットキングプローン。前哨戦で初めてコンビを組んでV。

 「フォームがいい。ゲートの出が速く、いいポジションを取れる。道中の手応えも楽だった。ここでも勝負できる」

 ――同じジョン・サイズ厩舎は4頭出し。

 「能力のある調教師。僚馬が強力なライバルだ。元サイズ厩舎で昨年の2着馬ミスタースタニングも怖い」

 ――カップは日本のサングレーザー。天皇賞・秋(2着)に続くコンビ。

 「この舞台は東京の2000メートルほどタフじゃない。距離は心配していない。メンバー的にもそこまでランクの高くないレースになりそう。チャンスはある。ペースがどうなるかを考えている」

 ――コースの特徴は?

 「最初のコーナーまでにどの位置を取るかが重要。相手はタイムワープ、グロリアスフォーエバーの地元勢。日本のディアドラもライバルだ」

 ――今週末からは香港のJ・サイズ厩舎に所属する。

 「来年の6月9日まで6カ月間の契約。サイズ師は能力の高いトップトレーナー。6カ月間で勉強しながら競馬に乗り、チームとして一鞍でも多く勝てるように頑張りたい。その後に関しては未定だ」

続きを表示

2018年12月8日のニュース