【梅ちゃん先生特別編】1日阪神11R レイエンダで堅い

[ 2018年12月1日 08:00 ]

 チャレンジCはレイデオロの全弟レイエンダで鉄板だ。2カ月半の休養明けになるが、最終追いではポリトラック(P)コースで久々を感じさせない走り。藤沢和厩舎は最近、追い切りの舞台をWコースからPコースに移しつつある。レイデオロが天皇賞・秋の1週前追い切りでウッドチップに脚を取られてバランスを崩した。鞍上が直線入り口で追い切りを中止するほどのアクシデントがあったからだ。「ウッドチップは負荷が掛かって鍛えられるとか言うけど、もうそんな時代じゃないんだ。今のサラブレッドは鍛えなくても勝手に走って行っちゃう。鉄下駄履いた姿三四郎みたいな稽古をやっても無意味だね」と藤沢和師は語る。

 レイエンダは「勝手に走っちゃう」サラブレッドの典型だ。兄と同じ前向きさでデビュー3連勝。骨折休養明けの2戦目・夏木立賞は圧巻だった。スタート直後に鼻革が切れるアクシデント。顔の前でその切れ端がぶらぶら揺れ続けたが、集中力を切らさずに差し切った。前走・セントライト記念(2着)ではジェネラーレウーノに押し切られたが唯一、外から猛然と差を詰めている。「通ったコースと位置取りが違ったからね。体つきが古馬らしくなってきたし、強い馬たちは天皇賞・秋やジャパンCに行ってくれた。ここなら楽しみはある」と同師。古馬相手の重賞でも即通用する。

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2018年12月1日のニュース