岩手競馬再開、禁止薬物で中止から19日ぶり 再発防止策整う

[ 2018年11月25日 05:30 ]

再開した水沢競馬場のレース
Photo By 共同

 レースに出走した競走馬から相次いで禁止薬物が検出され、開催中止に追い込まれていた岩手競馬が24日、水沢競馬場で、5日を最後に休止していたレースを再開した。

 岩手県競馬組合は水沢競馬場所属の馬全頭をレースに出る前に検査すると決定。仮に陽性の馬が出た場合は除いて実施。また、厩舎エリアを中心に監視カメラを増設。警備員を24時間配置することで再発防止策は整ったとしている。

 この日、特別観覧席の整理券交付窓口には朝から30人以上の人が列をつくった。知人と初めて訪れたという同県花巻市の菊池秀明さん(30)は「ファンのために信頼を取り戻し、また地域を盛り上げてほしい。今日は楽しみたい」と話した。

続きを表示

2018年11月25日のニュース