【マイルCS】ステルヴィオ“飛んだ”11秒9!初騎乗ビュイックもV確信

[ 2018年11月15日 05:30 ]

<マイルCS>ユナカイト(右)と併せ追い切るステルヴィオ(撮影・郡司 修)
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 上昇一途。3歳馬ステルヴィオがWコースで躍動した。1馬身前にラムセスバローズ(3歳1000万)、3馬身後ろにユナカイト(2歳500万)を従えて直線へ。初騎乗ビュイックがゴーサインを送るとビュ〜ンと反応。5F69秒4〜1F11秒9と豪快に伸び切った。ビュイックは前走・毎日王冠(2着)のVTRをチェック済み。「1着に届かなかったが、最後いい脚を使っていた。VTR通りに“飛ぶ”ようなダッシュ。状態がいいのは間違いない」と確信の笑顔を見せた。

 14年12月以来、4年ぶりの短期免許で来日となる鞍上は、ゴドルフィンの主戦の一人として今春の英ダービーをマサーでV。「ずっと日本に来たいと思っていた。今年は3月の時点で行くと決めていた」と意気込んだ。JRA重賞4勝。13年ジャパンCで11番人気トーセンジョーダンを3着に導くなど、巧腕は知れ渡っている。

 「(日本に)来た週にいきなりG1騎乗でエキサイトしている。幸い今まで世界の国でG1を勝たせてもらってきたが、日本でもG1を勝ちたい」。日本のG1ジョッキーの歴史に新たな名前が刻まれるかもしれない。

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