【凱旋門賞】エネイブル1強、クリンチャーは勝算見いだし挑戦

[ 2018年10月1日 05:30 ]

 クリンチャーが挑む凱旋門賞。過去に日本から遠征した馬の中で実績は下だが、既に日本馬の遠征は「最強馬による世界統一」から、「適性が高い馬による適度な挑戦」にシフトしている。鞍上の武豊も馬主・前田幸治氏も海外遠征経験が豊富なだけに、どこかに勝算を見いだしての挑戦だ。全くの人気薄でも“想定以上に走る”シーンは十分と言える。

 手堅く予想すれば◎はエネイブル一択。休養明けのオールウエザーでブランクを感じさせない楽勝。ブックメーカーの中には2倍を切るオッズのところもある。注目はシーオブクラス。今年のヨークシャーオークスを勝って凱旋門賞に臨む3歳牝馬で、昨年のエネイブル・ローテだ。ディープインパクト産駒スタディオブマンも要注目。

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2018年10月1日のニュース