【京成杯AH】ウインガニオン、変わり身期待 坂路で単走追い

[ 2018年9月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】王者が復権を懸け、この夏最後の舞台に上がる。京成杯AHに出走するウインガニオンは昨年のサマーマイルチャンプ。ところが今夏の重賞2走は8、12着。西園師はそんな状況を打破すべく「いろんなことを変えて手を打っていきたい」と意気込む。

 この中間はブリンカーを装着。また、今回はゲート裏でメンコを外す。指揮官がその意図を説明する。「前走は58キロもあったのかもしれないけど、ダッシュが良くなかった。年齢的なものもあるのかな。だからブリンカーも着けた。先週から効果は出ている。メンコも外せば音が入ってくるし、そのあたりで変わり身があればと思います」。開門直後の坂路、単走でビシッと追われ4F52秒0〜1F13秒3。「時計としては十分だと思う」と話した。サマーマイルシリーズは3戦のみ。勝ちがあり、12点以上あればチャンピオンになれる。現在2点で、Vならトップに立つ。「2、3着では駄目。勝たないと。かすかな望みに懸けて、頑張りたい」。小林は“馬具の工夫”に勝負のにおいを感じ、ペンに力が入った。

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2018年9月7日のニュース