ウィンクス豪州新26連勝!平地G1最多勝記録も19に伸ばす

[ 2018年8月19日 05:30 ]

 現役最強牝馬が26連勝の大記録を樹立した。オーストラリアG1「ウィンクスS」(11頭立て)が18日、ランドウィック競馬場の芝1400メートルで行われ、断然人気に支持されたウィンクス(牝7)が大外一気の差し切りで完勝。15年5月から継続している連勝を26に伸ばし、同国の伝説的牝馬ブラックキャビアが無敗で築いた連勝記録を更新。オーストラリア新記録を達成した。G1は通算19勝目で、自身が持つ平地G1最多勝記録も伸ばした。通算成績は36戦30勝。

 主戦・ボウマンを背にしたウィンクスは好スタートを決めて後方3番手。縦長の展開で最終コーナーから外々を回らされたが、残り300メートルからため込んだパワーが爆発。1頭だけ次元の違うスピードで大外を突き進みラスト100メートルで先頭。2着インビクタスプリンスに2馬身差をつけ、ライバル馬たちを圧倒した。

 同レースは昨年までG2「ワーウィックS」という名称でウィンクスが16、17年と連覇。連勝街道をひた走る同馬の栄誉を称えて今年からレース名が改称されG1に昇格した。世界競走馬ランキングで首位に立つ女傑はシーズン初戦に自身の名を冠したレースに挑み、いとも簡単に新記録を更新した。なお日本のサラブレッド最多連勝記録はドージマファイターが持つ「29」。

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2018年8月19日のニュース