【北九州記念】北九州記念の申し子!?角田師が送り出すアレス

[ 2018年8月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=15日】“北九州記念の申し子”がいる。角田師は騎手時代が4勝(92年ヌエボトウショウ、96年マジックキス、06年コスモフォーチュン、07年キョウワロアリング)で、調教師でも1勝(15年ベルカント)と相性のいい重賞だ。

 付け加えれば賞金の発生するJRAのサマーシリーズでは、ジョッキーの初代覇者(07年)で「当時はワールドスーパージョッキーズシリーズに出場できる権利がもらえた」と懐かしんだ。また、ベルカントが15、16年の2年連続でサマースプリント王者に君臨。北九州記念の申し子という表現より、角田師が笑って主張する「夏男なんかな」の方が似合うのかも。

 今年の北九州記念は2頭出しで、特にアレスバローズは前走でCBC賞を勝っており主役級。前走の立役者・川田が英国遠征中で鞍上は菱田に。「菱田はまだ重賞を勝ってないんでしょ。さて、どう乗るかやね」と期待する口ぶり。目の前にいるのは記者の菱田だ。血縁関係はないが、同じ名字とあってピリッと背筋を伸ばしてうなずいた。

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2018年8月16日のニュース