サトノアレス 仏遠征中止…体調整わず陣営無念の決断

[ 2018年7月21日 05:30 ]

 8月12日に行われる仏G1ジャック・ル・マロワ賞(ドーヴィル、芝直線1600メートル)挑戦を表明していたサトノアレス(牡4=藤沢和)が、体調不良のため遠征を見送ることになった。20日、管理する藤沢和師が明かした。26日に検疫に入り、8月1日に出国する予定だったが、体調が整わなかった。同師は「ここまで来て残念だが、来週には検疫厩舎に入らなければならないし、日程的に無理はできない。直線競馬の1600メートルは合うと思って楽しみにしていたが…」と説明した。アレスは16年に3連勝で朝日杯FSを制し、同年の最優秀2歳牡馬に選出。3歳時は不振にあえいだが、4歳となった今年は復調。東京新聞杯2着、京王杯SC3着と重賞で好走を続け、G1安田記念でも4着に健闘した。今後は美浦トレセン近郊のミホ牧場に放牧に出され、秋に備えることになる。

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2018年7月21日のニュース