【新馬戦総括】好時計Vアフランシール、うまくいけば桜花賞へ

[ 2018年7月16日 05:30 ]

 勝ち上がり8頭に超大物は見当たらないが、粒はそろっていた。日曜福島芝1800メートルを先頭で押し切ったカイザースクルーンは、オークス3着アイスフォーリスの初子。長く脚を使えるので、距離が延びて良さが出そう。日曜函館芝1800メートルを好時計Vのアフランシールは芝6F重賞を2勝したブランボヌールの半妹。重心が低く、瞬発力に秀でている。うまくいけば桜花賞に駒を進められる。

 土曜函館芝1200メートルをジゴロが制し、新種牡馬のパドトロワが産駒初出走初勝利を挙げた。父は函館スプリントSとキーンランドCを制覇。祖母ユキミザケも北海道の芝でオープン特別を2勝しており洋芝巧者の血が凝縮された血統となっている。気合乗りが乏しかったパドックから見て、使った上積みも十分。函館2歳Sでも期待できる。

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2018年7月16日のニュース