【日曜中京5R】プロム 母の器を受け継ぐ「雰囲気が似ている」

[ 2018年7月12日 16:06 ]

 好素材が顔を揃える日曜中京5R・芝マイル戦の主役は牝馬のプロム(宮、父ワークフォース)だ。幸騎手が騎乗したCWの最終追い切りが圧巻。併走で6F82秒6。ラストは軽く仕掛けた程度で1F11秒6の強烈な切れ味を見せた。宮師は「追ってしっかりしている。気性も素直で前向き。大人しいけど、ピリッとしたところもある」と称賛を惜しまない。馬体も480キロと雄大だ。母は07年の秋華賞で2着したレインダンス。同馬を管理した宮師だけに血統的な思い入れも強い。「雰囲気が似ている。(きょうだいで)いちばん似ているんじゃないかな」と話す。古馬になってからも京都牝馬Sで2着、京都金杯で3着した母だったが、ついに重賞には手が届かず。母の悲願をいずれ娘が叶(かな)える。 

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2018年7月12日のニュース