【細原・騎手で獲る 特別編】28日東京11R G1級の器オブセッション即見直し

[ 2018年4月28日 08:00 ]

 青葉賞(東京11R)は◎オブセッションを見直す。前走の弥生賞は4角で右ステッキに反応、外へ逃避して7着に敗れた。このレースを見て思い出すのが、15年の皐月賞を制したドゥラメンテ。4角で内から外へ一気に切れ込み“失格スレスレ”のプレーだった。この2頭のレースは一見、同じように思われがちだが、パトロールビデオを見れば全く違う。後者の方は口を大きく割って耳を絞りながらの逃避で、精神面での幼さが要因。一方、前者の方は小回りのコーナーに体がついていけず外へふくれる形。大跳びから繰り出す性能高いエンジンに、フォームが流されていた。陣営が以前から口にしていたように「中山向きではない」のは明らかだ。

 今回は新馬戦を快勝した広い東京コース替わり。ここなら追い出すタイミングを急かすことなく、存分に加速できるはずだ。2走前のシクラメン賞は、イスラボニータの記録を軽々と0秒3も上回り秘めた素質は相当。前走だけで評価を落とすようなら絶好の狙い目になる。馬券は単・複で勝負。

続きを表示

2018年4月28日のニュース