父メジャー似スピード巨漢馬ランスマン、無念の除外も注目

[ 2017年8月18日 05:30 ]

 【美浦ドキュメント=17日】北海道出張を挟み、約1カ月ぶりの美浦取材。運動せねば、と北馬場まで歩くこと約10分。スタンドの2階に上がると、懐かしいピアノの旋律が。調教合間の休憩時間を使って、上原師がラジオ体操中だった。ダイワメジャーを育てたトレーナー。緩んだ体は即お見通し?「君も一緒に運動しよう」。

 すぐに息切れした村松に対して、キビキビと軽快な身のこなしで体を動かしきった師に、今週デビューの新馬を取材。芝2000メートルで行われる土曜新潟5Rのインプレスシチー(牡、父ネオユニヴァース)は「追い切りを重ねるごとに上向いている。これは楽しみ」と期待感たっぷり。そして一層トーンが上がったのはメジャー産駒のランスマン(牡)。無念の除外となったが「550キロくらいと大きいがスピードがある。パワーもあって、まさにダイワメジャーという感じ」。デビューは来週以降に持ち越しとなったが、この馬名は覚えておくといいことがあるかもしれない。

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2017年8月18日のニュース