【バーデンバーデンC】オウノミチ 期待度は“キズナ産駒級”

[ 2017年7月13日 05:30 ]

坂路単走で追い切られたオウノミチ
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 【栗東ドキュメント=12日】トレセン内は月、火曜に開催されたセレクトセールの話題で持ちきり。特に前日の当歳セリはキズナの初年度産駒が盛況だった。寺下がキズナを管理した佐々木師に話題を振ると「産駒は骨量があり、脚長でスタイルのいい馬が多い」とアピール。キズナを所有したノースヒルズグループは産駒の「フィオドラの2017」を9000万円で落札し佐々木厩舎からデビューすることが発表された。

 「一番いいと思っていた馬。下見の時も“オレのところに来るんだぞ!!”と頭をなでていたんだ。落とせた時はダービーを勝った時と同じぐらいうれしかったよ」

 指揮官は2年後のデビューを待ち望むが、今週の福島メイン・バーデンバーデンCには、昨年の覇者オウノミチを送り込む。坂路の動きを見届けた指揮官は「状態は完璧だった。前走(CBC賞18着)も9割は戻っていたが、スタートでつまずいて最後は止めていた。ブリンカーを着けるし、よみがえってほしい」と力を込めた。

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2017年7月13日のニュース