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【ドバイターフ】“大魔神”歓喜V!世界のヴィブロスになった

ドバイターフを制したヴィブロスと大喜びの佐々木オーナー(右から2人目)。右は加奈子夫人(撮影・岡田修平)
Photo By 提供写真

 小さな馬体を大きく躍動させ、世界の強豪を撃破した。日本時間26日未明、ドバイ国際競走のドバイターフで、昨年の秋華賞馬ヴィブロス(牝4=友道)が差し切りV。内々で脚をため直線は馬群を縫って抜け出し、昨年のリアルスティールに続く日本馬が連覇を達成した。日本牝馬によるドバイG1制覇は、14年のジェンティルドンナ(シーマクラシック)に続く史上2頭目。オーナーで元メジャーリーガーの佐々木主浩氏(49)は海外初挑戦で初制覇となった。 レース結果

 メイダン競馬場の観客スタンドに、佐々木オーナーの野太い声がこだました。

 「頑張れ!頑張れっ!!もう少し。ヨシッ、ヨシッ、抜け出せっ。行け、行けっ!やったー!!」

 歓喜の瞬間、両手を突き上げ友道師とガッチリ握手を交わすと、隣で見守った妻の加奈子夫人と抱き合って勝利を喜んだ。

 「最後は祈るような気持ちでした。ゴールの瞬間はよく覚えていません。(海外G1制覇は)先生の夢でもありましたから、本当にうれしいです。馬を撫でて褒めてあげたい」

 日本でもおなじみの香港の“マジックマン”が、ドバイでも華麗な手綱さばきで観衆を魅了した。道中は後方3、4番手。「向正面は風が強かったので内を運んだ」とモレイラ。インでじっくりと脚をため最後の直線に懸ける。欧州マイル路線のエース格リブチェスター、仏重賞ウイナーのエシェムが先に抜け出したところを、馬群を縫って外から強襲。「馬が内ラチ沿いを嫌がっていたので外へ。最後はいい手応えで伸びてくれた」。前2頭がせめぎ合い、ぽっかり空いたスペースを父ディープインパクト譲りの瞬発力で突き抜けた。

 友道師は「いい状態で臨めたし、ジョッキーが最高の競馬をしてくれた。(レース前に)雨は降ったが、硬い馬場でこの馬にフィットしていた」と人馬の奮闘を称えた。馬に無理をさせず成長を促した結果が世界制覇につながった。姉は13、14年のヴィクトリアMを連覇したヴィルシーナで、厩舎ゆかりの血統。デビュー前から注目されたが、体質の弱さで出世が遅れていた。「G1を勝った後も牧場に見に行くたびに体が大きくなっていた」と師。デビュー当初は410キロ前後だったが、昨冬の放牧で約40キロ増量してパワーアップ。当初は11月の米国ブリーダーズC参戦を予定していたが、馬体が成長したことで前倒ししての海外参戦だった。

 今秋にはこちらも佐々木オーナーが所有する半兄シュヴァルグランと共に米国遠征し、ブリーダーズCフィリー&メアターフに挑戦するプランがある。「オーナーは米国でも活躍された方ですから」と師。切れ味鋭い“伝家の宝刀”はオーナー譲り。愛馬たちが今度は米国で世界を震かんさせる。

 ◆ヴィブロス 父ディープインパクト 母ハルーワスウィート(母の父マキアヴェリアン)牝4歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・佐々木主浩氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦4勝 総獲得賞金約5億5294万2000円

[ 2017年3月27日 05:30 ]

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