【万哲の乱 特別編】4日東京12R 復調マイネルバサラが本領発揮

[ 2017年2月4日 08:00 ]

 レースのレベルは走った直後ではなく、一緒に走った馬たちの後々の成績で判明するもの。東京12Rの(3)マイネルバサラは昨年5月の鳳雛S(2着=3歳限定オープン特別)がハイレベルだった。当時1着のキョウエイギアは7月の交流G1・ジャパンダートダービー(大井)を制覇。さらには、3着サハラファイターから7着ナムラアラシまでの全5頭が、先月1月までに1000万条件を勝ち上がった。6着コクスイセンにいたってはさらに1階級上の準オープン(1月雅S)を勝っているのだから、間に挟まれた形?の2着マイネルバサラが1000万条件で“足踏み”しているのは不思議な話。昨夏のG3レパードS(6着)でも見せ場はつくった後、休養を挟んで13着、10着、前走2着と徐々に復調してきた。今回の東京ダート1600メートルでは2歳時のカトレア賞(3着)でラニ相手に0秒4差と善戦している。リズムを取り戻し、コース替わりの不安もないとあれば、絶好の狙い頃だ。

 ≪もうひと押し≫土曜は京都10R・エルフィンSが一番の注目レース。1着で賞金を加算できれば、桜花賞の出走権がほぼ入手できる(逆に2着以下なら無駄走り)。(10)アドマイヤローザは外からねじ伏せた前走未勝利戦が強い内容。長く脚を使える分、距離短縮のマイナス面以上に、京都内回りから外回りへの舞台替わりが魅力になってくる。

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2017年2月4日のニュース