白熱する3歳戦線!小久保厩舎移籍で注目度増すローズジュレップ

[ 2017年1月20日 05:30 ]

G1全日本2歳優駿3着後、浦和へ移籍したローズジュレップ(右端)
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 【地方競馬です!!】いよいよ開幕した3歳重賞戦線。その初戦、18日の浦和・ニューイヤーCは、全日本2歳優駿4着のヒガシウィルウィン(牡=船橋・佐藤賢)が勝利。となれば、G2・兵庫ジュニアGP制覇、全日本でも地方馬最先着の3着に入り、「NAR2016・2歳最優秀牡馬」に輝いたローズジュレップ(牡)の今後も気になるところ。5年連続南関リーディングの浦和・小久保厩舎に移籍し、注目度は増すばかりだ。

 全日本後は福島県のノルマンディーファームで休養し、疲れを癒やした。ヒヤシンスS(2月19日、JRA東京)に登録はしているが「実績、力もある馬だし、無理はしない」と小久保師。「詰まった体形から距離適性は未知だが、スピードは凄くある」と、15年東京ダービーをラッキープリンスで制し、ダービートレーナーとなった師も高く評価している。もちろん目標はクラシック戦線。今月末に牧場での調教の進捗(しんちょく)状況を見て、今後について判断するとした。

 また、牝馬では同2歳最優秀牝馬のピンクドッグウッド(船橋・稲益)がスポニチ本紙既報通り、ユングフラウ賞(2月22日、浦和)から始動。吉原騎手との再タッグで臨む。北海道から移籍してきた有力馬に対し、京浜盃(3月22日、大井)から始動予定のミサイルマン(牡=大井・森下)ら、南関生え抜き組にも楽しみな馬がスタンバイ。ヒートアップする3歳戦線から目が離せない。(秋田 麻由子)

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2017年1月20日のニュース