【香港ヴァーズ】サトノクラウン驚速!豪快差し切りでG1初戴冠

[ 2016年12月12日 05:30 ]

香港ヴァーズを制したサトノクラウン(左)
Photo By 共同

 モーリスだけではない。4Rの香港ヴァーズをサトノクラウンが制したことで、堀師の名声はさらに高まった。凱旋門賞2着、米ブリーダーズCターフ1着の圧倒的1番人気ハイランドリールを、中団から豪快に差し切った。昨年のダービー3着馬だが、その後スランプに陥り前走・秋の天皇賞は14着。現地名「里見皇冠」はこれがG1初勝利だった。

 「非常に馬が頑張ったし、ジョッキーもうまく乗った。そして一時期調子を崩していた馬を立て直せたのも良かった」と堀師。15年皐月賞では1番人気(6着)に推されたほどの逸材。埋もれかけていた才能をその手腕で見事に復活させた。堀師はこの日の2勝を加え、海外G1・5勝で角居師に並んで首位になった。

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