【ひまわり賞】小倉名物・九州産２歳限定戦　ソッキュウで真っ向勝負

　【東西ドキュメント・栗東＝２３日】夏の小倉名物の九州産２歳限定戦は今週のひまわり賞（土曜９Ｒ）が総決算。先々週のフェニックス賞２着カシノマスト、３着テイエムヒッタマゲなど粒ぞろいのメンバー。山内厩舎は９９年カシノエトワール、０８年コウエイハート、１２年コウエイピースでこのレース３勝。テイエムソッキュウで４勝目を狙う。一般馬相手の新馬戦６着をステップに前走・限定未勝利は前々で立ち回って５馬身差の快勝。柏原は久保助手に感触を聞いた。

　「新馬戦は左に逃げていたけど前走は、そういうところはなかったようです。使いながら馬がしっかりしてきたし、ダメージもありません。元々ここを目標にしていたので」

　久保助手は同じくテイエム牧場産（鹿児島県）テイエムゲッタドン（５歳１６００万）も担当。「ゲッタドンは短距離向き。ソッキュウは先々、距離が延びて良さそう」と口にする。この夏は１２００メートルに全力投球。速球で真っ向勝負だ。