藤田菜七子が海外デビュー!19日、英の女性騎手招待レース

[ 2016年8月6日 11:48 ]

藤田菜七子騎手

 今春3月デビューした新人女性騎手・藤田菜七子騎手(18=根本)が早くも海外デビューを果たすことが6日、JRAから発表された。19日に英国のサンダウン競馬場で行われる「ファティマ・ビント・ムバラク妃殿下レディースワールドチャンピオンシップ」第13戦に、JRA代表として参加することが決定した。

 同シリーズはアラブ首長国連邦アブダビのファティマ・ビント・ムバラク妃殿下が働く女性を支援する活動の一環として、世界各国の女性騎手を招待して開催している。世界各地で年間14戦を行い、優秀騎手が11月13日にアブダビで行われる第15戦「ファイナル」(人数などは未定)に出場する。昨年5月には公営・名古屋の木之前葵騎手(23)がイギリスのリングフィールド競馬場で行われた第8戦で優勝を飾り、ファイナル進出を果たしている。

 菜七子が参加する第13戦は純血アラブの芝1600メートル戦。招待騎手は日本、オーストラリア、韓国のプロ騎手3人と、イギリス、ドイツなどアマチュア7人の計10人で競う。騎乗馬は抽選で決定する。

 ▼藤田菜七子の話 海外に行くのも初めて。まさか選ばれるとは思ってなかったので驚いてますし、うれしいです。急な知らせだったので、すぐパスポートも申請しました。これから、イギリスの競馬を勉強します。出場する以上は結果を出したいと思う。

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