【クイーンS】チェッキーノ 小回りも1800メートルも問題なし

[ 2016年7月29日 05:30 ]

藤沢和師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、クイーンSにチェッキーノで挑む藤沢和師を直撃した。

 ――チェッキーノは母も兄姉も皆、藤沢厩舎。知り尽くした血統です。

 藤沢和師 この馬の場合、お母さんや上のコディーノたちとは少し違う。体形も、気性面も違います。この血統は皆、少しピリッとしたところがあるのですが、この馬はとてもおとなしくて手のかからない感じです。

 ――前走(オークス2着)は外枠(13番)で、最初のコーナーも少しゴチャつき後方から。4コーナー大外から直線はよく伸びた。

 2400メートルということを考えても、後ろからというのは問題なかったと思います。強い馬がそろっている中で敗れてしまったけど2着。よく頑張ってくれたと思います。

 ――1800メートルに短縮される点は?

 これは良いでしょうね。この距離こそ初めてとはいえ、1600メートルでも2000メートルでも勝っています。それに兄姉もこのくらいの距離の方が良かった。少なくとも前走の2400メートルよりは合うはずです。

 ――小回りの札幌は?

 問題ないでしょう。中山でも強い競馬をしています。不器用なわけでもないので大丈夫だと思います。

 ――脚質的な心配は?

 前走は長い距離だったこともあって後ろからになったけど、今回は流れもそう速くなりそうにないし、置いていかれるようなことはないでしょう。

 ――状態は良いとみてよさそうですね?

 桜花賞もパスしたので現在はダメージもなく、元気いっぱいです。当然、期待しています!

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2016年7月29日のニュース