マーベラスサンデー死す…24歳、老衰 97年宝塚記念制覇

[ 2016年7月1日 05:30 ]

 1997年の宝塚記念を制するなど重賞6勝を挙げたマーベラスサンデーが30日、老衰のため北海道新ひだか町の繋養(けいよう)先で死んだ。24歳だった。

 マーベラスサンデーはサンデーサイレンスの初年度産駒として95年2月にデビュー。2連勝しクラシックでの活躍が期待されたが、骨折で1年以上の休養を余儀なくされた。翌年、復帰2戦目から6連勝(4重賞を含む)。その後は宝塚記念勝ちの他、有馬記念で2度2着に入るなどG1戦線で活躍。現役時代は全レースに武豊が騎乗し、通算成績は15戦10勝。

 種牡馬としてはシルクフェイマス、ネヴァブションなどの重賞ホースや障害レースで活躍したキングジョイ、マーベラスカイザーを出した。14年に種牡馬を引退、功労馬として余生を過ごしていた。所有していた織田米晴氏はJRAを通じ「多くのファンが全国から合いに来てくれていたので残念でなりません」とコメントした。

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2016年7月1日のニュース