【安田記念】田中剛師期待!3度目の田辺がロゴ導く

[ 2016年6月3日 05:30 ]

久々の勝利を狙うロゴタイプ。田中剛師(右)の期待は大きい

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、安田記念にロゴタイプで挑む田中剛師を直撃した。

 ――ロゴタイプの前走(ダービー卿2着)は、前々走(中山記念7着)から4キロ絞れて498キロでした。

 田中剛師 調整もうまくいき、雰囲気も良かった。良い状態で挑めたと思います。

 ――前々走は少しゲートでチャカついたけど、前走は落ち着いていた。

 少し間の空いた前々走よりも良くなっていた分、リラックスしてゲートもおとなしかったようです。

 ――スタート後は少し掛かり気味でした。

 多少掛かるくらいの方が良いタイプなので、その辺りは心配ありませんでした。

 ――田辺騎手も何とか抑えていた。

 無理に抑えると余計に行きたがる面があります。掛かるのをいかになだめるかが大切な馬で、前走に関しては上手に走らせてくれていたと感じました。

 ――3コーナーすぎでは自ら動いて前をつかまえにいった。ペースが遅いと鞍上が判断したのでしょうか?

 それもあると思います。勝ちにいく競馬をしてくれたのは良かったです。

 ――あえて外々を回る形を取ったそうですね?

 インコースの馬場があまり良くなかったですからね。まさかあそこを突いてあれほど伸びてくる馬がいるとは思いませんでした。

 ――勝ち馬(マジックタイム)とは重量差もあった。

 相手は5キロも軽かったですからね。あの差は大きかったと思います。負けたとはいえ、決して力負けとは思っていません。

 ――1分32秒台で走っていますからね。

 十分に走ってくれています。そもそも負けても大きく崩れるタイプではありません。そういう意味では今回も力を出してくれると信じています。

 ――鞍上も3度目になります。

 多少ですがコツの必要なタイプなので、3度目の騎乗になる点は大きいと思います。

 ――2歳時ですが東京のマイルで好時計勝ちもあります。

 もう少し長い距離でもいい馬だけど、東京ならマイルでも大丈夫。コース実績からも期待できます。

 ――追い切りは5F71秒3~1F14秒5と軽め。

 2週続けて強めにやり、直前はこの程度で十分。予定通りにきています。

 ――気合面は?

 前走時は少しズブさを出す感じがあったけど、今週はいい感じで気合が乗っています。まだ衰えは感じないので好勝負を期待しています!

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2016年6月3日のニュース