【スプリングS】ミスターX“東のエース”クエストに期待

[ 2016年3月20日 05:30 ]

 中山11R・スプリングSはロードクエストだ。弥生賞の1~3着(マカヒキ、リオンディーズ、エアスピネル)、サトノダイヤモンドと関西勢が幅を利かせる牡馬クラシック戦線。ここは東のエースとして負けられない。

 デビュー全3戦で後方から上がり最速をマークし、2走前の新潟2歳Sでは32秒8の豪脚を披露。だが、前走・ホープフルS(2着)は先に抜け出したハートレーに0秒2差及ばず。新コンビの池添は「イメージよりもかなり乗りやすい馬。本番はメンバーもそろうし、あるていどポジションを取る競馬も試したい」と新たな可能性を模索。小島茂師も「まだ本気を出していない面がある。オーナーからも3戦(スプリングS、皐月賞、ダービー)全部勝ちに行ってほしいと言われている」とここも勝負仕上げを強調していた。馬単(10)から(1)(4)(7)(11)。

 阪神11R・阪神大賞典はトーホウジャッカルに託す。14年菊花賞でレースレコードを叩き出す圧巻の走り。2、3着(サウンズオブアース、ゴールドアクター)の馬が、昨年の有馬記念で1、2着を独占してさらにその価値を高めた。

 昨年8月の札幌記念は洋芝が合わずに8着。今回はそのレース以来となるが、昨年6月の宝塚記念も6カ月ぶりながら勝ち馬に0秒3差4着と能力は出した。ここ5年の阪神大賞典は1~3番枠の馬が、3着内率53%(4~16番が18%)と圧倒的に内が有利。好枠3番枠も追い風となる。良馬場を望む陣営が多い中、重馬場でのV経験(14年500万)も頼もしい。ここから復活の狼煙(のろし)を上げる。馬単(3)から(2)(6)(7)(11)。

続きを表示

2016年3月20日のニュース