【愛知杯】ヴィルジニア 2年目鮫島駿に期待せよ

[ 2016年1月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=14日】風が冷たく、この冬一番の寒さだ。寺下は調教スタンド1階の騎手控室でジョッキーを待ち構えた。真っ先に現れたのが2年目の鮫島駿だ。土曜の愛知杯には、ヴィルジニアとの初コンビで挑む。

 「今年は重賞を勝ちたい。年初めからチャンスを頂けました。こういうところでアピールしていきたい」

 19歳の若手ホープは目を輝かせる。昨年は39勝を挙げ、新人トップの成績。10日の北大路特別はシャルールとのコンビで、1番人気に騎乗したM・デムーロとの追い比べを制した。今年初Vの勢いに乗って、タイトル奪取を狙う。パートナーは中京で2勝。そのレースVTRはチェック済みだ。

 「中京の勝ち方がインパクトあった。ハンデ(50キロ)も恵まれた印象。先生から“具合は凄くいい”と聞いているので楽しみ」

 1年目から冷静な分析力で、寺下は何度も“恩恵”を受けた。今年も“推しジョッキー”として注目だ。

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2016年1月15日のニュース